ブラニュート配合顆粒の販売中止と経過措置|代替品はリーバクト?

規制・ルール
メーさん
メーさん

ブラニュート配合顆粒の処方きたけど販売中止やねん。どないしよ。

ヤクリン
ヤクリン

ブラニュート配合顆粒はリーバクトを始め、代替品の候補がいくつかあります。

メーさん
メーさん

やったやん。さっそく調剤してや!

ヤクリン
ヤクリン

せっかくなので同じ作用の代替品とか効果とかも再確認していきましょう。

(これはバズるはず!!)

ブラニュート配合顆粒が販売中止|経過措置は?

メーさん
メーさん

2019年9月に製造販売中止の案内でてるやん

ヤクリン
ヤクリン

そうそう、結構前に案内されてたんだよね。(最近知った…とは言えない)

 

分岐鎖アミノ酸製剤のブラニュート配合顆粒は、2019年の9月に日本製薬株式会社より製造販売中止のご案内」が発表されています。

販売中止時期は2020年の1月末と明記されていますが、経過措置に関しては明確な期限が示されてなく、また2020年9月現在も薬価自体は残っている状況です。

ブラニュート配合顆粒の効果って何だっけ?

メーさん
メーさん

そもそもブラニュート配合顆粒って何の薬や?

ヤクリン
ヤクリン

その質問は薬剤師としてマズイでしょう。

メーさん
メーさん

ワイ、事務の設定。

ヤクリン
ヤクリン

…失礼しました。低アルブミン血症の薬です。

ブラニュート配合顆粒の正式な効能効果は以下の通りです。

食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する非代償性肝硬変患者の低アルブミン血症の改善

出典:ブラニュート配合顆粒 添付文書

肝機能障害によって不足した分岐鎖アミノ酸(BCAA)の補充が主な目的ですね。

ブラニュート配合顆粒の代替品はリーバクト?|違いは何?

メーさん
メーさん

で、入力はリーバクトにしとけば良いのかい?

ヤクリン
ヤクリン

待ってください。実はブラニュート配合顆粒は包装g数が独特なんです。リーバクトと1包あたりのg数が異なってきます。

そもそもブラニュート配合顆粒はジェネリックなので、先発医薬品に変更する場合、この点からも疑義照会が必要となります。

 

ブラニュート配合顆粒の成分は以下の通りです。

L-イソロイシン:952mg
L-ロイシン:1904mg
L-バリン:1144mg

これと同じ成分量の薬はいくつかあります。

薬剤名 先発/後発区分 包装 薬価
ブラニュート配合顆粒 ジェネリック 4.73g 80.0
リーバクト配合顆粒 先発 4.15g 159.3
リーバクト配合経口ゼリー 先発 20g 190.6
アミノバクト配合顆粒 ジェネリック 4.74g 70.1
リックル配合顆粒 ジェネリック 4.74g 70.1
リバレバン配合顆粒 ジェネリック 4.74g 70.1
レオバクトン配合顆粒分包 ジェネリック 4.74g 70.1
ヘパアクト配合顆粒 ジェネリック 4.5g 93.9

※2020年9月現在

上記の通りリーバクトをはじめとした複数の候補があり、ブラニュート配合顆粒の変更は問題無いように感じますが、注目すべきは包装g数です。

ブラニュート配合顆粒は4.73g包装であり、同じg数のものはありません。処方の1日量がgで記載されている場合は、他のジェネリックへの変更でも疑義照会をする方が無難でしょう。

ブラニュート配合顆粒は一般名も注意

メーさん
メーさん

ちなみにブラニュート配合顆粒の一般名てどうなるん?

ヤクリン
ヤクリン

ズバリ「【般】イソロイシン・ロイシン・バリン配合顆粒4.73g」です。(今ググった。)

メーさん
メーさん

g数まで指定されてるんやな

ヤクリン
ヤクリン

その通りです。なので調剤する際には十分に注意が必要です。

厚労省の一般名処方マスタに記載されているイソロイシン・ロイシン・バリン製剤の一般名は以下の3点です。

①【般】イソロイシン・ロイシン・バリン配合顆粒4.74g
②【般】イソロイシン・ロイシン・バリン配合顆粒4.73g
③【般】イソロイシン・ロイシン・バリン配合顆粒4.5g

ブラニュート配合顆粒に該当するのは②であり、実質的にブラニュート配合顆粒専用の一般名と言えます。

また、厳密に言えば①〜③の一般名ではいずれの記載でも、g数が異なるため先発のリーバクトは疑義無しに調剤できないことになります。

このようにブラニュート配合顆粒をはじめとしたイソロイシン・ロイシン・バリン製剤は一般名にも注意が必要です。

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